家具に使われる木材の種類や特徴|家具を選ぶ時は木材にも着目しよう。

2021.01.14 木材の種類

家具を選ぶ時、大体は見た目や価格、使いやすさで決める事が多いと思いのではないでしょうか。

もちろん見た目や使い勝手はとても大事ですが、家具に使われている木材にも注目してみると、今以上に家具を楽しむきっかけになるかもしれません。

そこで今回は、家具に使われている木材の種類や特徴をわかりやすくお伝えしていきます。

無垢材

無垢材とは、丸太から切り出したままの自然な状態の木材を指します。

無垢材は天然の材質なので、割れやひびなども入りやすいですが、集成材などの加工した木材にはない風合いや温かみがあります。

使っていくにつれて自然の風合いを感じられ、重量感も味わえます。

ただし、一本の木から採取できる木材のサイズには限度があるので、大きな一枚板などを入手するのが難しくいため比較的お値段は高めです。

また、同じ原木のため乾燥によって伸縮しやすく反りが生じやすいという特徴があります。

合板

合板とは、薄く切った木の板を奇数枚、繊維方向が直角になるよう互い違いに重ねて貼り合わせた木材です。

交互に重ねることで、強度を上げ反りを改善しています。一般的に家具の素材として使う場合は表面に突板を貼ったものが用いられ、表面に化粧仕上げを行って家具に使用されることも多くあります。

集成材

集成材とは、角材や材板を集めて接着し大きな木材としたものを指します。

木材をつなぎ合わせているため木目はバラバラですが、木そのものの風合いは失われずに残ります。

また、無垢材では採取できなかった大きさを成型できることから、机やテーブルなどの天板にも使用されていることが多く、乾燥による反りなどにも強いのが特徴です。

繊維板

繊維板とは、木材や植物の繊維を高温、高圧を加えて板状にしたものです。

安価で加工しやすく、ある程度は丈夫に作ることができるため、カラーボックスなどの組み立て家具などによく使われています。

ネジの取付けを何度も行うと材質が細かくくずれてしまうため、木ねじなどで同じ位置に付ける事は難しいです。

木目のプリントや化粧紙を施し、化粧繊維版として多く使用されています。

曲げ木

木材を曲げると折れると思うかもしれませんが、水分を多く含んだ木材は熱を加えると曲がるという特徴があります。

この性質を利用して曲げる製法技術を曲げ木と言い、木に曲げる加工を施すことで強度が増し、温かみのある曲面を作れるのが特徴です。

長く使いたいなら無垢材を選ぼう!

無垢材家具は素材が「木」そのもので成型されているため、長く使えば使うほど表面に風合いが出てき、自然素材ならではの木目を楽しむことができます。

多少お値段は上がりますが、重量感があり頑丈なので、一度購入したら長く使うことができ、メンテナンスも可能です。

まさに無垢材は「一生モノの家具」と言えるでしょう。

長く使える家具の特徴はこちらで解説しています。

無垢材を使用したおすすめ家具

WAO ミドルチェスト

EZO ASH(エゾ アッシュ)をふんだんに使用した本体と、本ヌメ革の取手、それらをやさしくしっかりと固定する真鍮製のネジ。WAOは素材のDNAを最大限にひき出すため素材選びに努力を惜しみません。

本体のエッジ、ドア、引き出しの内部にいたるまで、EZO ASHの無垢材を使用しています。無垢材ならではの重厚感と深みのある杢目が存在感を引き立てます。

本体には軽量かつ収縮変化の少ない天然木化粧合板を使用。表面には0.55mmにスライスされたEZO ASHの厚杢突板を用いることで、表情豊かな杢目を楽しめます。

本ヌメ革の取手は、使い込むほどによく馴染み、飴色へと変化するのが特長です。

WAO TVボード

おわりに

見た目や使い勝手だけではなく、家具に使われている木材にも注目してみると、今までとは違った楽しみ方を見出せるかもしれません。

是非この記事を参考にし、木材の特徴や自分の用途に合った家具を見つけて見てくださいね!

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